区役所からお手紙が届く

なんだろうと思ったら、総務部の人権推進課からだった。
「人権教育」の案内だった。
昨年度末からそれこそ取って付けたかのような当地での「人権教育、いや人権学習」というのだろうか。
その後期講座の案内だった。


我が家の隣町にある第二ハッキョ。
石原都政になってから際立つ差別発言。
もちろんその時代には生まれていない私なのだが、隣町の歴史を見れば、東京都5号埋立地として埋め立てられてから、すぐにといってもいいぐらいの時代にと言うと言い過ぎだろうか、在日コリアンの方々をそこに押し込めた。
海を埋め立てた土地は住環境は劣悪。
運河と運河に挟まれた土地は何かあればすぐに水浸しになる土地だったらしい。


それは我が町も同じ。
この土地に引っ越して来た人たちはかなり苦労したらしい。
だからか、我が町の古くからの住人は団結力が強い。
「東京の人はなんとか…」と言われるけれど、そんなことはない。


ましてこの臨海部は今でこそ人々に注目されているようではあるが、かつては同じ区内の人たちからも、
「あんなところ人の住むところじゃない!」
「あんなところ行きたくない。」
と言われたようなところ。


いかん、こういう文章一つ書くだけで腹が立ってきた。
抑えなきゃ、抑えなきゃ。(笑)