東京都江東区の人権教育

なぜこんな今になって、人権教育を始めたのか。
江東区の歴史講座に関しても思うところはあるが、なぜこの平成23年になって初めてと思えるような内容を始めたのか。
ある施設が外部委託から、区役所直轄事業になったからなのか思惑はわからないが、あまりにも不自然だ。
約10年以上も何もしないでおいて、というか区役所職員が平気で人権侵害を何度もしておきながら、今頃になって人権教育をやるのだろう。


しかも、体の調子の悪い方々への会場内の根回しや準備などの対処もせずにやるなんて人権教育とも思えない。
市民に対しての人権教育をする前に「槐より始めよ」


江東区の人権担当が望む講義内容に合致しない講師を選択するという愚行を働くから余計に粗が目立つ。
すなわち、余計に「私たちは人権教育をするんですが、準備なんかしていないし、まして講師の選別の悪さを露呈している」
他区の物真似をするだけの人権教育ってどうなんだろう。


他区の人権講師を真似して始めた第一週、見事に予定時間をはるかに過ぎて会場の閉館時間をはるかに過ぎていたようである。


そういう人権教育をする前に、何かしなければならないことがあるのではないか。
灯台下暗しとしか思えない。


いきなり他区のような立派な内容を構え、身近で困っている方々の問題を一切考慮せずにやる人権教育って内容を考えたほうが良いのではないか。