ボランティアって便利屋なのか
最近の自分のテーマである。
ある個人の住宅が被災。
コンセントやスイッチ交換が40箇所程度。
材料はない。
また、床下にへどろが50センチ程度溜まり除去したいとのこと。
当然のことながら開口部から床下に入っての作業。
しかも、その部分はすべてフローリングで100平米もある。
これも麻袋などの用意もない。
それで、ボランティアを募集している。
しかも、床下をきれいにしてからコンセントやスイッチ交換をしたいとのこと。
しかしだ、電気工事や床下作業をしたことのある人間からすると、これはもう順番が逆であろう。
床下に仮設で設置する照明器具などのために電源周りをきちんとしてから、床下を清掃するのが本筋であろう。
物件はあくまでも個人の住宅。
道具も用意しないにも関わらず、材料費も出さず、また大変な作業をボランティアに押し付けているようにしか思えない。
これは専門業者に依頼すべき内容であろうし、またボランティアは便利屋なのか…。
100平米もあるような巨大なフローリングであれば、床板を一度はがして作業したほうが早くないだろうか。
畳に換算すれば、60畳か。
そういうお金持ちの家のお手伝いをするのがボランティアの役割なのか。
繰り返して言う。
ボランティアは便利屋なのか。
こういう案件はボランティアがやるような内容だろうか。
きちんとした作業者、企業に依頼すべきことではないのか。